プロサッカー選手のCロナも購入と噂のブガッティ新型チェントディエチが2022年より納車スタート!マクラーレン初のPHEV・新型アルトゥーラのティーザー動画も公開【動画有】

車両本体価格だけで10億円を超えてしまう新型チェントディエチが、いよいよ2022年より納車スタート!

ブガッティが世界限定10台のみ販売した究極のハイパフォーマンスハイパーカー・チェントディエチ(Bugatti Centodieci)が、いよいよ2022年より顧客向けに納車されることが明らかとなりました。

チェントディエチは、フランス語で110を意味(ブガッティ創設110周年も含めている)するブガッティとしても特別なモデルで、あの世界的スーパースターでセリエA・ユヴェントスFCに所属するプロサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド氏も購入したと報じられています。

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最小ネジまで徹底的に耐久評価を進めていくチェントディエチ

ちなみにチェントディエチは、シロンに採用されるプラットフォームやエンジンを採用しながらも、その車両本体価格は税抜きで約10.1億円となるそうで、10%の消費税を含めたら約11億円という計算に(消費税だけでハイパーカーが買える…)。

そんな超高額モデルのチェントディエチの1号車は、現在モルスハイムシステムにおいて、ブガッティエンジニアが各コンポーネントを最小ネジの耐久度までテストを続けており、コンピューターシミュレーションにて細かく評価を続けているとのこと。

また風洞試験においても、高度なシミュレーションソフトを活用することで効率よく開発を進め、可能な限りコストを掛けれるところと掛けてなくて良いところの区別もはっきりしているとのことですが、そもそも世界限定10台のモデルに対してどれだけの開発費用をかけているのかも気になるところ(ブガッティ曰くシロン等のハイパーカーは売れれば売れる程に赤字になるともコメント)。

ちなみにこのモデルの設計・開発を担当しているのは、世界に1台しか存在しないワンオフモデルのラ・ヴォワチュール・ノワール(La Voiture Noire)やディーヴォ(Divo)の開発に携わったテクニカルプロジェクトマネージャーでお馴染みAndre Kullig氏で、「新しく設計されたボディでは、特別なコンピュータープログラムを使用してシミュレートしなければならなかった多くの領域で変更がある。データに基づいてシリーズ開発の出発点としての基本的なセットアップと最初のプロトタイプを確立することができている」とコメントしています。

20kgと軽量化と更なる出力アップでトータルパフォーマンスを向上

気になるパワートレインについては、排気量8.0L W型16気筒クワッドターボエンジンを搭載し、最高出力1,600ps/最大トルク1,600Nmを発揮。

車体重量はシロンよりも20kg軽いため、直線性のパフォーマンスにおいては、0-100km/hの加速時間が僅か2.4秒、0-200km/hの加速時間は6.1秒、0-300km/hの加速時間は13秒強、そして最高時速は380km/hにて制限されています。

マクラーレン初の新世代V6プラグインハイブリッドとなる新型アルトゥーラのティーザー動画が追加ドロップ!気にその内容は以下の次のページにてチェック!